クローンから得たもの

病気になって良かったという人はいないと思います。
しかし、病気になったからこそ得ることが出来たものというと、
それは人それぞれ少なからずあるのではないかと思います。
というよりも、病気にならなければ得ることが出来なかったと
言ったほうがいいのかもしれません。

私の場合、クローンにならなければ間違いなくまだ営業の仕事を
しているでしょうし、地元にも帰ってきていないと思います。
それに、毎日の仕事に追われてブログを書くことも無かったでしょう。

クローンにならなければ、このブログを見ている方との出会いも
無かったでしょうし、クローン病の方との出会いも無かったでしょう。
入院時の出会い(患者・Dr・看護師)も無かったということです。

仕事を辞め地元に帰ってきて通うようになった病院(現在も通院しています)で、
ある看護師と出会いました。

人と初めて会った時のことはあまり覚えてないほうなんですが、
彼女と初めて会ったときのことはよく覚えています。
といっても、ただ単に「肌荒れてるぞ」と思っただけですけど。笑
(後から聞いたら、忙しくて肌荒れしていたそうです)

当時彼女は外科病棟勤務で、私がオペをするために内科から外科に転科した
ときに、ちょうど私の担当だったのです。(2000年9月の入院時のことです)

それから約5ヶ月間、彼女が私の担当になることはほとんど無かったのです
が、点滴交換などをしてくれることがあり、ちょくちょく話す機会がありました。
といっても、彼女より仲良くなった看護師さんも何人かいましたし、
入院時には、それほど気になる存在ではありませんでした。

で、オペが中止になって内科に転科するとなったときに、
なぜかその彼女のことが気になりだしました。

それは内科に移った後も続き、たまに病院内で会うと、
なぜかちょっと嬉しく感じている自分がいました。

そんなこんなで退院する時がきました。
とても悩んだのですが、退院するときに外科に挨拶に行き、
その時に携帯番号を渡すことにしました。
なんとか彼女を見つけ、手渡すことが出来たわけですが、
今思えば、退院日に彼女が勤務でよかったです。
休みであればいない(手渡せない)ということもありえた訳ですから。

本来ならば挨拶は内科だけでよかったものをわざわざ外科にも行った
ということです。
挨拶は口実で、番号を渡したかったから行ったということです。笑

自分でも思い切った行動だったと今でも思いますが、その時は、
今行動しておかないと一生後悔すると思いましたので、不思議と行動できました。

それから1〜2日間は電話がなくて、自分でも忘れかけていた3日目の夜に
携帯が鳴りました。
嬉しかったというより、ビックリしたと言ったほうがいいのかもしれません。
電話で話すのはあまり好きではないのですが、その時は頑張って2〜3時間
話していたと思います。

それから付き合うようになったのですが、
クローンにならなければ、彼女と出会うことは無かったでしょう。

その彼女と今年、結婚しようと思っています。

先日、彼女の両親に結婚の挨拶をしに行ってきました。

とても緊張しましたが無事終わりました。

テーマ : クローン病 - ジャンル : 心と身体

コメント

ひとまず、オツカレサマです!!!!

まだおめでとうは早いですか?笑
それは大変緊張の出来事だったと思います!!!!オツカレサマです☆

病気になって、得るものができたことの話を、わたしもブログとかで書いたことがあります。
正直、書いた時も今も、負け惜しみ的な感じなのではないかと感じることがわたしはあります。
病気は不幸以外のなにものでもないということを強く知ったからです。

でも、今日のお話は感動しました。
読んでいて、とてもうれしかったです。
きっとわたしも病気じゃなかったら、りゅうさんとお話しすることはなくて、こんな気持ちになることはなくて、伝えることもなかったと思います。

ああ、早いってわかってるんですけど、本当におめでとうございます!!!!!笑

ありがとうございます!

まだ早いですね。笑
でも、ありがとうございます。とても照れくさいです。
病気になって得たものの中で今回は良かったものを書きましたが、当然マイナスのものもあるということです。
病気は不幸・・・ということはわたしもそう思います。
それを認めたくなくて病気と喧嘩していた時期もあります。それではダメだと気付くのに5年かかりました。
でも、10年経った今でも全部受け入れているかというとそうでもありません。
でも、この身体がないとこの世では生きていけないからね・・・なんてことも思います。

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